歯が生えてから、小学校を卒業するくらいまでは保護者がお子様の歯の手入れをする必要が有ります。
この時のポイントと注意点をお話しいたします。
患者様がよく仰られることに
「子供が歯磨きをいやがる」
というものがあります。
私はこの原因は保護者のブラシの力が強すぎることと、
ブラシの毛が硬いことによって
子供が痛みを感じることにあると考えています。
まず「ブラシの力」ですが、子供の歯磨きとなるとついちゃちゃちゃっと済ましてしまいたくなります。保護者は他にもやること山ほどありますからね...
そこで、どのくらいの力でするのかというと、「歯ブラシの重さ」で結構です。
歯ブラシをトンと置いて、毛先がちゃんと立っている程度です。
間違ってもゴシゴシはしてはいけません。
次に「毛の硬さ」ですが
子供用ブラシは毛が短い分、「やわらかめ」と書いてあっても柔らかくないことがあります。
ですので、できれば大人用の「やわらかめ」をオススメします。
とにかく
歯ブラシで痛がらせないようにして
歯ブラシが気持ちのいいものだと感じさせることが重要です。